先週末から稲穂が出始めました。それぞれの穂からは白っぽい小さな花が出ています。
穂は見られるようになりましたが、その中にはまだ米は入っていません。稲穂にはだんだん白い汁が貯まって膨らみながら、それが固まって白い米粒になっていきます。このようにして稲穂が実ってきて重くなると稲穂は横に垂れていきます。
稲穂が重くなると、台風などの強風は大敵です。稲の茎や葉を折り、ひどいときは全体を倒してしまいます。そうなると生育が遅れるだけでなく、実の入らない米ができたり、枯れてしまったりすることもあるからです。台風や天候の悪化を気にする季節になりました。
