今年度の米づくりは脱穀、籾摺りで終わっていますが、番外編として「米づくりチャレンジ(4) 稲わら工作」で、「‐クリスマスリースを作ろう‐」と「‐正月飾りを作ろう‐」を行いました。
リースは、稲わらで作った縄の土台に飾りをつけて作りました。参加した子どもたちは電飾やビースの飾りのついたクリスマスリースを作って、大事そうに持ち帰りました。
正月飾りは、藁打ちをして柔らかくなった藁で縄を綯(な)い、輪にして飾りをつけて完成させました。自分で作った正月飾りに満足気でした。
稲は、米が穫れた後の藁も、いろいろな物に利用できます。縄、筵、俵、蓑や笠、草鞋や草履、草鞋など昔からいろいろな物に利用されてきました。最後には燃やして田畑の肥料にしました。籾殻や米糠、米の研ぎ汁なども含めてすべてが利用できますから、稲作は昔から完全循環型の農業であり、今でいうSDGsの優等生だったのですね。
