6月9日に田植えをして、一カ月が経過しました。
この間、雨あり強風あり、そして猛暑ありでしたが、稲は順調に生育しています。
稲は、分けつ(稲株の根元に新たな茎が出てくること)を繰り返し、茎や葉を増やし大きな稲株になっていきます。田植えの時に、密集して植えるとたくさん実るのではと考えがちですが、密集させると葉の一枚当たりの日光が少なくなることから分けつが抑制されてしまいますので、昔から農家では25~30㎝間隔で格子状に植えており、草取りなど世話もしやすく、少ない苗で効率的に収穫も望めることを体験的に分かっていたのです。
あと一か月しないうちに稲穂が出始め、花も咲きますので楽しみです。
