脱穀と籾摺りを11月5日(日)に実施しました。14名の参加でしたが、その中には田植えや稲刈りに参加した子も含まれていて、関心の高さを感じました。
子どもたちは、最初に牛乳パックや割り箸を使って稲穂から少しずつ脱穀しました。途中で、千歯扱き(せんばこき)での脱穀体験もしました。たくさんの金属製の歯を並べ、穀物を歯と歯の隙間に挟んで引いて脱穀する農具ですが、一度にたくさんの脱穀ができることで、その便利性効率性を実感したようです。先人たちが脱穀のために道具を工夫したことを学びました。
次は「籾摺り」です。どんな工程かが分かるように、すり鉢に入れた籾米をボールでこするようにすると、籾殻が取れて玄米が出てきました。慣れないことばかりで苦労しながらも頑張り、自分で脱穀と籾摺りした米は嬉しそうに持ち帰りました。
今年の米は、多少黒くなったものや、まだ緑がかったものもありましたが収穫量も平年並みで、できはまずまずでした。
この後は、11月の中頃から12月初旬にかけて、稲藁でクリスマスリースと正月飾りの工作教室も実施する予定です。
