科学館前庭に新しく田んぼを作り、6月13日、子どもたちがキヌヒカリ(*1)の苗を植えました。
7月半ばから稲の元気がなくなり、葉の先や周りが枯れたようになってきたため、横浜農協の技術顧問に助言を請い、水位や水温の調節などを行い、その結果新しい元気な葉が出てきました。
8月5日に稲の初穂が確認できました。朝のうちに開花し、穂の周りに白いおしべがたくさん見えています。
これまで来館の皆さんや近隣の皆さんが、稲の生育に関心をもたれ、たくさん声をかけてくださっています。これからも見守ってくださると嬉しいです。
*1 キヌヒカリの特徴 キヌヒカリは、関東以南から関西方面で広い作付けをしているお米で、輝きの素晴らしさと、食味の良さが特徴です。キヌヒカリは、コシヒカリほどの粘りはなくソフトな粘りで、そのためにコシヒカリよりさっぱりとした口当たりになります。キヌヒカリの料理としては、銀シャリや白飯がお薦めで、お寿司屋さんや高級料亭の他に、高齢者の方から根強い人気を集めています。 キヌヒカリは、背丈が低いため倒れにくく、食味もコシヒカリと同等の品種として人気を集め、作付面積を拡大させています。
