この宇宙の片隅に―館長による宇宙コラム―

2019年1月の記事

この宇宙の片隅に(7)

2019年1月28日(月)

【クライマックスが近づく「はやぶさ2」】  さる1月15日、「はやぶさ2」は地球出発以来1500日を迎えました。2月後半のサンプル採取というクライマックスに向けて、いろいろなテストが始まっています。1月18日には、サンプルを採取する装置(サンプラーホーン)の振動試験を念のために行いました。これも順調で、本番に向けての自信と貴重なデータを得ました。今回は、そのサンプル採取の方法を復習しておきましょ…

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この宇宙の片隅に(6)

2019年1月23日(水)

【イプシロン4号機が内之浦の空へ】  7基の小型衛星を搭載した日本のロケット「イプシロン」の4号機が、さる1月18日午前9時50分、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から轟音を立てて飛び立ちました。ロケットは搭載したすべての衛星を予定された軌道に投入し、打ち上げは成功しました(図1)。大勢の見物客が、発射点から約3km離れた鹿児島県肝付町内のロケット見学場に集まり、ロケットが打ち上がると大きな歓声や…

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この宇宙の片隅に(5)

2019年1月13日(日)

【「はやぶさ2」のリュウグウ着地は2月後半に決定】  簡単におさらいをすると、「はやぶさ2」は、昨年6月に地球からおよそ3億km離れた小惑星リュウグウの上空に到着しました。当初の予定では、去年の10月に着陸してサンプルを採取するはずだったのですが、リュウグウの表面は予想以上に岩だらけだったことから、JAXAは着陸を延期して、場所の選定などを慎重に進めてきました。  11月から年末までの合運用を…

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この宇宙の片隅に(ニューホライズン、嫦娥4号、イプシロン4号機)

2019年1月7日(月)

 みなさん、明けましておめでとうございます。年末年始には、世界でさまざまな宇宙のニュースが飛び交いました。その一部をお伝えしておきましょう。 【「はやぶさ2」は定常運用に復帰】  しばらく「合運用」がつづいていた「はやぶさ2」ですが、昨年の大みそかに定位置(ホームポジション)であるリュウグウから20kmのところまで戻し、2019年の定常運用の体制に入りました。働きづめだった年末年始から解放され…

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